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宮城県女川町・南三陸町×西宮市・なごみ

先週末は、女川町関係の講演会・イベントが連日ありました。

そして東日本大震災から5年。6年目の年に入りましたが、現地では現在も復興に向けて取り組みが進んでいます。今でも西宮市・川西・宝塚市などの職員が現地に派遣され、職員として支援に入っていますが、復興が進むについれて対応にあたる現地職員の数が必要なのに、足りない状態が深刻化しているようです。

今回は「西宮市 女川町・南三陸町応援・有志の会」が主催する、復興支援報告会が12月9日(金)に市民会館で開催され、現地での復興・活動事例の紹介や、女川町でコミュニティーハウス「うみねこ」を運営されている八木純子さんの講演会が行われました。

津波で多くの住宅が流された地域で、1件だけ奇跡的に残った建物を、住民や多くのボランティアの協力で新たなコミュニティーハウス「うみねこ」として作り替え、住民の居場所を作るだけでなく、新たな仕事を生み出しておられます。そこでは、多くのものを失った住民(高齢者)が今、やりがいと新しい目標、楽しみを見つけていきいきと活動されています。

そこで作られているものは色々ありますが、特に有名なのが、被災地に届けられて活用されなかったTシャツを材料に作った「草履」です。

ここにしかない味と魅力がつまっていて、特に若い世代からもファンが沢山いるようです。

その他に、元々漁業のまちだったので、男性の多くがいきがいだった仕事を失ってしまいました。その漁師だった数名の男性が、「農業」(とうがらし)にチャレンジし、『女川とうがらし』として商品化するまでにもなっています。

激辛で有名で、いまではホテルなどにも納品し、活用されているようです。

現在「まちcafeなごみ」では、宮城県女川町の物産品の販売コーナーを作っていますが、今後は「うみねこ」さんとも連携し、この商品なども一部販売できるようにしていきたいと思っています。


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