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地域×関西学院大学大岡ゼミ×なごみ

鳴尾東つながるプロジェクト

 
2016年6月より鳴尾東地域をフィールドとし、住民と関西学院大学社会学部の大岡ゼミの大学生が連携した
地域プロジェクトが始まった。
◇地域活動への参加


地域での調査を実施する為には、まずは「地域を知ること」「自分たちを知ってもらうこと」が大前提。日々住民が主体となって活動されている現場にお邪魔し、一緒に参加することで、地域の特色や住民の想いを感じることができます。

 

地域活動がどのような人に支えられ、運営されているのか??どんな方が、どのぐらい参加しているのか?地域活動による効果と課題についても少しずつ見えてくるものがあるようです。

 

また、大学生が普段の生活では関わる機会の少ない世代の方と交流することで、大学内だけではできない勉強の機会となっているようです。

◇地域資源調査


現在、地域内(4町)にある様々な資源をリストアップし、それぞれについて何処に・何が・いくつあるのか?再調査を実施している。

住民で既に取り組まれていて、把握している情報は集約し、自分たちの目や足で調べる必要があるものに関しては、学生で分担しひとつずつ歩き調査を進めています。

 

これらの調査結果は、今後の住民活動に活かせるようにまとめ、住民活動の担い手さんに提供する他、そこから明らかになった課題に対し、学生目線での解決方法を提案する材料に活用することとなっています。

 

調査を進めるにつれて、協力者・団体も増えており、どのような結果が見られるのか?多くの住民が期待しているようです。

◇住民へのヒアリング調査

 

ヒアリング調査チームは、実際に住民の声を集め、どのような悩み・困り事を持っておられるのか?何を求めているのか?そのニーズを明らかにする調査を進めています。

 

「住民」といっても対象が変われば、立場によってニーズは全く異なります。子育て中のお母さん方や、高齢者、地域の担い手さんなど、あらゆる活動場所に足を運び、一人ずつ声を集めています。

 

直接お話しをすることで、「アンケート」では拾えない情報をしっかりと汲み取る。とても難しい調査ですが、貴重な情報が得られているようです。

★中間報告会 開催★

 

2016年11月24日(木)

鳴尾東公民館講堂にて、「鳴尾東つながるプロジェクト」中間報告会を実施しました。

地域の方はもちろん、調査協力をいただいた関係団体をはじめ、行政・社協関係者約70名が参加してくださいました。

6月~11月の約半年にわたって実施してきた地域調査で、明らかになってきた地域課題の住民ニーズを学生がまとめ30分の発表を行いました。

時間の関係上すべての調査報告はできず、当日発表できない資料については、会場の壁に掲示するなどの方法でご覧いただきました。

短期間の準備で、非常に分かりやすく、立派な発表ができていました。

★阪神つながり交流祭2016★

 

2016年12月3日(土)

園田学園女子大学で開催された「阪神つながり交流祭2016」に参加し、他大学生や阪神間でまちづくりに携わる方々の前でプロジェクトの報告・発表を行いました。

今年度このプロジェクトは地域×大学の連携プロジェクト助成を受けて実施している為、阪神間で同様の助成を受けて取り組んでいる大学生がお互いに活動を報告し、交流することが目的のイベントです。

半年の活動を短い時間で発表することは難しかったかとは思いますが、様々な人に鳴尾東で取り組んでいるプロジェクトの事を知っていただけるいい機会になりました。

学生の活動の様子は随時こちらのページで更新されています。

是非ご覧ください☆

★鳴尾東つながるプロジェクト2017★

 

プロジェクト2年目。

昨年活動したメンバー9名は4回生として、引き続き鳴尾東地域をフィールドに卒業研究を行いました。地域調査から明らかになった課題の内、「情報」に焦点をあて、住民への掲示板等に関する意識調査アンケート・住民と地域掲示板について考えるワークショップ・掲示板リニューアル製作を実施しました。

住民の意見を元に学生が製作した『カラフル掲示板』は、情報を発信する対象ごとに色分けされ、押しピンではなくバインダー形式で挟み込む物になっており、学生ならではのアイディアが満載です。

新たな情報発信ツールとして、また、地域で掲示板を考えるきっかけを作ってくれました。

3回生8名も負けていません!

「地域の子育て世代」に対象を決め、先輩同様地域を知り、自分たちを知ってもらう活動も丁寧に行いながら、着々と住民の声を集めていきました。

・地域活動の担い手へのヒアリング調査

子育て世代へのヒアリング調査

をそれぞれ実施し、地域の現状と住民のニーズと向き合いながら自分たちができる事を考えた結果、『地域団体とコラボし、学生が考える企画で子育て世代がつながる場を充実させたい』という想いが強くなりました。

 

実施したのは『手形アート』。

子育てサロン「つみき会」とコラボして実施した企画は大好評で、次年度につながる内容となっただけでなく、1年間を通してたくさん大切な事を学んだ姿に地域はとても期待しています。

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